連想記憶

読書の途中で、文中に自分の記憶に引っかかる単語や文章やシチュエーションが出てくると「あ、そういえば…」となって、そこから先の文章に進めなくなって、読書を中断してしまうことってありませんか?
私はしょっちゅうです。

島田荘司『奇想、天を動かす』で、ソレが起きました。

「あ、これはアレか」と思った瞬間
「…今思えば、このシチュエーションを描いたのって、これが元祖なのかな?いやいや、もっと古くからネタとしてあるよな。最近では『バキ』で読んだな…俺が最初にコレを知ったのはなんだっけ?高校生の頃に読んだ『パイナップル・アーミー』か…もっと前に読んだ気もするけど…なんだっけ。でも『パイナップル・アーミー』は80年代中頃だから『奇想、天を動かす』より前だよな。それにしてももっと前にこのネタ知ってた気がするんだけど…なんだっけ…」

中断。
脳内に脱線回路が出来てるんだろうなーきっと。
一気に読みたい時には、結構困ります。
余裕のある2度目、3度目ならまだしも、初めて読む本でこれが起こると、とても困ります。

こういうのって、でもありますよね?
ない?