本厚木→座間→大久保

今日は珍しく早起き。そして本厚木にGO。

来年発売の2ndソロアルバムの原盤(PMCD)納品、印刷データ入稿を行う。
印刷物の色校正を行い、若干手直し、後日再確認することに。
信頼関係のある方々と、すっきりと気持ちの良い打ち合わせ。

そこから車で座間市に移動。
歯医者さんである。
道中、なんとなく無意味なバンド名を考える。結局今日一日の移動中の思考はこれに固定されてしまった。
脳内でボツになったバンド名
「Clay Building Orchestra」(粘土ビル)
「Dinner With Orchestra」(意味不明)
「Sniping Miss Dizzy Orchestra」(駄洒落)
「Full automatic Business machine Orchestra」(長い)
その他、もう憶えていない有象無象なバンド名の山が築かれたあたりで歯医者さんに到着。

ここもまた私が最も信頼する歯医者さんである。
技術がある。説明が明解で丁寧。診療室がとても明るい(日ざしが入って、柔らかい明るさ)そしてアットホーム。完璧だ。
治療中、先日この歯医者さんを紹介したイラストレーター、久原大河くんの話でもりあがる(近所在住)
やはり彼は無類の好人物なのだなあ。

治療後、今度は大久保に向け車を走らせる。
道中、AMラジオを聴いていると、津川雅彦がゲストで出演していて、中村勘九郎と話したと言う面白いエピソードを語っていた。
津川雅彦中村勘九郎に「切腹のあとに台詞がある時ってさ、あれ、本当なら腹筋が切断されているはずだから発声が変わるんじゃないのかな」と言ったところ「それ、面白い!」ということになり、後日中村勘九郎が「調べてみたら、私の祖父はそうした発音をやっていたそうです。今度試してみます」と言って来たそうな。
うーん、マニアックで面白い。
あと、津川雅彦氏は「キル・ビル」がお気に召さなかったようだ。

そんなこんなで大久保「イシモリ」に到着。

わけあってなぜかアルトサックスのマウスピースを選んだり、地下スペースで行われていたヤナギサワ高級&特注モデル試奏会で総銀バリトンを試奏したりしていたら、あっという間に夜に。

バリトンを抱えた人物に見覚えが合ったので「失礼ですが…」と尋ねてみたところ別人だった。ホントに失礼しました。

それにしても今日はバリトン吹きが多かったなあ。
自分と、本日のレッスン生を除いて4人のバリトン持参客とすれ違う。

藤原大輔氏と遭遇。
藤原氏も別の場所でレッスンだそうな。
そんなこんなを話していたらレッスン生が到着。
レッスンを行う。

そして帰宅。

長い一日だと思ったらおまけがあった。

家に帰るとのこのこが
「テレビつけてニュース見ようとしたら、勝手にチャンネルが変わって、なんかピコピコした映像を見る羽目になったよー!」

あ!忘れてた。
タイマー予約した、80年代超ダメZ級映画「GAME KING 高橋名人vs毛利名人」だ!
(すまん、のこのこ)
早速見る。予想通りの失笑と虚脱感。うわー駄目だ!これは。80年代文化、負の遺産だヨ!やっぱり。
連射連射また連射。指痙攣でスイカも割れる。
いやー録画して良かった。
HI-Doiの極地だけど、作中の高橋名人の台詞「なんでファミコンなんかでこんなに苦しい目にあわなきゃならないんだと考える事もあります」に一社員の嘆きが込められているように感じ、微妙に味わいもありました。
しかし高橋名人、当時27歳か…毛利名人19歳。

子供達の目のまっすぐさに、なぜか現在の俺が胸に痛みを覚える…