カメラが欲しい

というタイトルの本がありました。赤瀬川源平さんの本。尾辻名義だったかな?

というわけで「にゃーにゃーHOLGA」が気になって夜も眠れず昼寝して、山田正紀「裏切りの果実」とか読んでるHi-Doi一日で日課と言えばサックスの練習したくらいか。

で、にゃーにゃーHOLGAなんだけど、調べてみたらふむふむ。レンズは「例の」プラスチックレンズでは無いのね。いや素材はプラかもしれないけど、HOLGAHOLGAたる所以の、伝統の、しょぼくて球面加工のいい加減な味のあるプラレンズでは無いみたいで、それでは何かと言えばヨドバシカメラ等で売っている同形状柄違いの中国製カメラと一緒と見た。
だとしたら、結構普通の写りと見た。
しかし、そんなことやってる内にLOMOHOLGA系がやたらに欲しくなってしまった。
ああでも、東京中低域域員、柴野氏が既にLOMO愛用してるンだよナあ。
人が既に使っていると、後から買うのがシャクなヒネモノな俺。
でもいいなあ。
そしたらLOMOじゃなくてHOLGAの35mm系の何かにするか。
(柴野氏、HOLGAも持っていた気もするけど…)
それなら橋本のSATY内、SATY内なのにアート系デザイン系が変に充実してて、漫画が諸星大二郎星野之宣小林源文くらいしかない謎マニアック大型本屋で買えるぞ。
そういえば110のポケットカメラフィルムとかも好きなんだよなー俺。
ベイビーHOLGAは110フィルムを使う。本体激安だし、良いなあ買っても。
110フィルムが好きになったのは小学6年の頃。
雑誌の付録で、それこそトイカメラで110を使うのが付いて来て、冬のある日、それを使って撮った上野動物園のペンギン。現像が上がり、出来上がったプリントを見て、その色合いに子供心に「良い色合いだなあ」とうっとりしたのがきっかけだった。
今思えば、色というより、粒子の荒さにうっとりしていた気がする。粒子が荒く、ピンの甘い露出オーバーな写真がその頃から好きだったのだ。
あれ、そう言えば中学生のころに110フィルムを使う謎トイカメラを3個くらい(1個500円)買った気がする。そしてそのうち1個は未だに実家のどこかで新品デッドストックのはず。
なんだ、それが見つかれば何も買わなくて良いジャン。
でも、台所の棚に入れて、その棚捨てちゃった気がするんだよなあ。もう無いかなあ…
なんかいろいろ思い出したぞ。ゆうきまさみ究極超人あ〜る』で「わあ使い捨てカメラだあ」と書かれていたけどホントは110フィルムを使うカメラ(の絵)だったアレだ。
…おお。
手許に単行本が無いので、そのカメラを持っていた登場人物の名前等わかるかなーと思って「ゆうきまさみ 究極超人 登場人物」でググっと検索してみたら、結果top、最初で分かってしまった。
第8巻、第79話に出てくるはずだ。そのカメラが。
「トライXで万全」「逆光は勝利」「世はなべて三分の一」というセリフは憶えていたぞ。
トライXは新谷かおるエリア88』で初めて知ったんだよなあ。新谷かおるといえば『シリーズ1/1000』というカメラ漫画がある。好きです。

…なんか疲れて来た…
ホントはね。一番欲しいのはオリンパスのOMシリーズなんだあ。
相模原にはね、世界に誇るニッコールレンズの工場があってなあ、それはそれは実家の近所なんだあ。
うああ。