貴腐葡萄

カフェ「アンギーユ」で久原大河と打ち合わせ、というか大半雑談してた気がするが。

イシモリでのレッスンフライヤーを大河に依頼する事にした。
で、それは手が空いたら、という話しにしてその前に繋ぎでイラストだけ使わせてもらう事にした。

その場で似顔絵を描いてもらう。
たまたま鞄に入っていた書き損じの五線紙の裏に、筆ペンで。
ギャラはコーヒー。

こうした感覚は俺も大河氏もお互い好きなので、良いよねーとか言いながら似顔絵というか美しい落書きというか、素晴らしいモノが出来た。ありがとう。とても嬉しい。

アンギーユで「tae-pool」の出来上がった盤を再生してもらう。居合わせたDJ(初対面)氏に好評で嬉しい。

で、その DJ氏がプレゼントされたワインを俺、のこのこ、大河で乾杯してしまう。いいのか?でも嬉しい。

ハンガリー産のワインで貴腐葡萄を使ったデザートワインだ。

「きふ」という言葉を聞いてすぐに「貴腐」という漢字が浮かんで、でものこのこに「意味は?」と聞かれて、あれ?意味知らなかったよな?なんですぐに漢字が浮かんだんだろ?と疑問に思う。
で、今思い出した。
山田正紀『女囮捜査官』の5巻『味姦(文庫改題『味覚』)』で出てくるんだった。この漢字が。

話を戻すと、貴腐葡萄のデザートワインハンガリー製。これが美味しかったのヨ。
甘いけど甘ったるくない。後味が良い。そしてチーズに合う。
チーズとの組み合わせ、ヤバい。
このハマり方は以前、真露(TVCM等で見るアレじゃなくて、韓国製の、ちっこい瓶に入ったモノで…あれ美味しいんだよな)と切り干し大根のキムチを交互に口に入れだしたら、手が全自動化して止まらなくなったあの感じだ。

しまった、また無限ループものだ…
ヤバいヤバい。