先週、書き落としてるいろんなこと

があるのですが。
神奈川県立音楽堂の50周年ポスター展も行って来て大感激だったのですが(ホント良かった。感想後日)本日は府中に「山野ビッグバンドコンテスト」を観に行きました。
大学の学生ビッグバンドのコンテストなのです。
懐かしや。私も学生の頃に参加して、ほぼ10年ぶりに観たのです。
サックスの生徒の所属する学校が出演していたため、そして久方ぶりに観たくなったため。

楽しませていただきました。
しっかし増えたヨ。人が。
スゴイなー、だって私がいた頃と違って「多バンドかけもち出演禁止」と聞いてますので…ということは全バンド正味の人数がいて、おまけに会場で盛り上がっているそれぞれの学校の応援を観ているとどの学校も倍以上人数がいて…
いいなあ。
時代は変わったのネ。
それと、女性プレイヤーが増えたこと、そして女性エネルギーに圧倒されました。
皆さんスゴイなあ。

しかし変わらないモノも…
PAが10年前と多分同じ人というのが驚きました。
たぶんあの人だヨなあ…
違うかなあ…
分からんなあ…
しかしそれにしても…入れ代わり立ち変わりのフルバンド、サウンドチェック無しのブッツケだゼ。
…あいかわらず恐ろしいコトを平気にやってのけているのだ。
学生の頃はあの壮絶な仕事内容の凄さに気が付かなかったんだからなあ…若いって…
あの仕事内容、あのレベルでナンかPAにいちゃもんつけたい人がいたら私に言って下さい。
コンコンとあの作業の壮絶さを説きますから(笑)
普通、不可能なのですヨ。
経験と、学生ビッグバンドひとつひとつと普段から接している重みがあの作業を支えているのだ。スゴイヨ。あの会社。

演奏ですが、全体のレベルの平均点は高くなったんだと思います。
そのかわりヘンなバンドやソロイストが少なくなったのが寂しかったです。
もっと無気味で理解不能な人たちがたくさん出てきて審査員の方々(コチラも10年前とほぼ替わり無かったのが面白かったです。妙に懐かしかったです)を困惑させて欲しいと思う私はヘンですか?ヘンですね。

と言っても、どのバンドも個性があって私は好きです。
今日みたバンドはどれも皆ステキでした。
審査員にホメられてもケナされても、誰かが何かゴチャゴチャ言っても自分達の信じる道を、皆さん、全力爆進して欲しいのですヨ。

音楽には本当はプロフェッショナルもアマチュアもひったくれも無い(これ、言葉で言っても、本当の意味がナカナカにアマの方々には伝わらないンですヨね)ンですが、アマにしか出来ない楽しみ方もありまして。
だって例えば「エフェクターの音色まで元ネタに合わせた完全コピーバンド」なんてアマチュアならではの楽しみじゃないですか。
(そうした音楽の楽しみ方を他人が否定してはいけないと思います。オリジナリティを追求するのはプロアマ関係ない姿勢で、完コピはアマの特権だと思います。ただし変に「点数かせぎ」のためだったらそんなコトはしない方が良いと思います。あくまで対象に対する「愛情」表現なのですから)
そんな楽しみ方をしているバンドは、その道を盲目的につきすすんで欲しいです(笑)
応援しています。