ストとサボ

プロ野球スト入りで日本列島は話題持ちきり!というか日本列島マスコミが。
某球団オーナー新聞を外出先でパラリとめくって爆笑しました。
16日の日記で「『報道』を名乗るのであれば恣意的な報道は『情報操作』になる」と書いたけど、ここまで露骨だと情報操作だとは誰もおもわないヨな。
大判の意見広告。
多分そのまま「報道」として読む人は…いないヨね?

余談だけど、その新聞の記事文中で「選手会がストを行う労働組織なのか」という話がまた引用されてたけど「スト」という言葉を用いている段階で労組として認識されてることにはならないのかな?
だって労組じゃなければこれは「ストライキ」じゃなくて「サボタージュ」になるのでは…?
ソノヘンくわしく無いのでヨクは分からないけど。
なんか「日本語を正しく正しく!最近の若い人の使う日本語はめちゃめちゃだ」と言っている人が一人称で「僕」と名乗っているような違和感を感じなくは無いです。
柳田國男は『毎日の言葉』の中で『「僕」という一人称は中国古典を勉強していた明治時代の書生が面白半分に使っていた流行語であり、来歴の正しい日本語では無い。使うなら「俺」の方が日本語としての来歴がはっきりしており好ましい」と書いております。
私は日本語がいくら変化してもかまわない流行ノンポリなのでどんな言葉を使おうが流行語だろうが別に気にしません。
気にすべき立場の人や、意味合いが変わってしまう場合は問題にすべきだと思います)

個人的には音楽著作権と一緒で、雇用者労働者の関係にあれば明文化しなくとも労働者の団体は自動的に「労組」としての発言権を有するべきだと思います。
(音楽著作権も、楽曲を著作登録しなくとも発表した時点で自動的に「知的所有権」が発生するのです。無断二次使用されたときに訴える訴えないは個人の自由。訴えた時に著作登録しておくと示談がやりやすい、金額が決めやすいといったメリットはあります。なにより登録しておけば申請された二次使用に関しては自動的に使用料金が権利所有者に入って来ます。本来なら、ですが。最近ソノヘンがモメております)

でも労働法(に限らず法律全般)詳しく無いので、分かりません。
さてさて、これからどうなるんでしょう。

余談ですが。
マスコミに横浜の選手出てこないなあ…
16日の交渉には三浦を含む3人も出席してるのに…
横浜スタジアム周辺はやたらに取材されてるのに…