本日のマウスピース

というわけで久しぶりにハードラバー製のマウスピースを引っ張り出しました。
ヤナギサワの特注モデル。
アルバムでいえば東京中低域『東中』『火の玉ボーイ』の録音時に使用したモノです。

特注の特徴としては…

1.横楕円形チェンバー
2.材質が現在のモノと違い、70年代に使用していた材(らしい)
3.バッフルのロールオーバー(がしっと内部が盛り上がっているのではなく緩いカーブにしてあります。セルマーold soloistよりは持ち上がり、oldブリルハート系よりは緩い感じです)

そして凶悪なのが10番と言う番手のティップ・オープニング。
これがちょっとやっぱり広すぎたのもお蔵入りの理由にもなりました。

今年になってから使っているARBのメタルも気に入っているのですが、なんとなく気分を変えたくて。

ヤナギサワの職人、島田さんに若干の改造(ティップ・オープニングを狭めてもらい、あわせてバッフルを少し形状を変えてもらった)をしてもらい早速昨日使ってみました。
良い感じ。

そして他にも林栄一さんに貸してるマウスピースがあって。
(10本くらい貸してる…林さんまたバリトン吹けばいいのになあ。もったいない)
それを返してもらって、多分『ランバーソン』(と言う名前)のラバー・マウスピースをリフェイス(再調整)してトライアルしようかと考えています。

林さんから返してもらえば…旧型ベルグ・ラーセンのメタル&ラバー、定番のヴァンドレン、メイヤー、オットリンクも帰ってくるんだヨなあ。

こういうのって…貸した時は「もう使わないから」と思って貸すんだけど…ねえ。
人間、時間が立てば気も変わるモンだから…しょーがないなあ。俺。

とにかく楽しみだにゃ。