本日の釣り話

ガス給湯器の調子が激悪になったので修理してもらいました。
川谷拓三に似た笑顔の人が修理にやってきました。
釣り好きの方で、釣り話で盛り上がってしまいました。
フライフィッシングはタイイング(毛針作り)からやる本格派。
川ならテンカラ(日本式毛針)もやり、海ならカツオもイカも。明日は湖でワカサギと幅広い方で面白い面白い。
営業車にいつも釣り道具を仕込んで(極小のフライを自作して、竿も極短い竿で「なんちゃってフライ」タックルらしい)仕事の合間に川や水路を見つければ即釣り開始だそうです。
「1時間とかちょっとの間、竿ふって遊ぶんですヨ」

いいなあ。その感じ。

そして、私にとってフライフィッシングとは小学生の頃からやりたいやりたいと思いつつやってなかった「人生の心残り」のひとつなのですヨ。

漫画『釣りキチ三平』の「フライ編」で魚紳さんが
「フライには三つの楽しみがある。フライ・タイイングとキャスティング(技術の修得)そしてもちろんフィッシングそのものだ」
「タイイングをしないということは、フライの楽しみの3分の1を自ら放棄するも同然なのだ」
と言った意味の発言をしているのだけど、大袈裟な話、私の人生観に大きく影響を与えているのです。
例えば音楽ですが。
音楽を演奏する楽しみは演奏そのものだけじゃなくて、例えば作曲編曲、演奏技術の修得しかり、録音技術や編集技術の修得と実践、楽器の自作、録音機材の自作(ケーブルくらいしか作ってませんが)、楽器や録音機材の構造の研究、音響の研究、電気の勉強etc…
全部味わいつくさないと勿体無いと考えるようになったのはこの台詞がきっかけだと思います。

でも、そんな私だからこそ、今からフライなんか始めたら泥沼ッス。
「絶対ハマりまくり」が目に見えているッス。
ヤバい。ヤバ過ぎるッス。
危険ッス。