二本のカセットテープ

とらちゃん

先日、のこのこの実家に日帰り里帰りいたしまして。
(写真は、その実家に遊びに来る猫の「とらちゃん」。本来の飼い主は「ねこ」と呼んでいるとのこと…)
中央フリーウェイを愛車スバルで走って到着。長野の安曇野
安曇野と呼ばれる周辺が「安曇野市」と言う名前で来年度に併合されるというのをはじめて知りました。
そしてのこのこの部屋で探し物…
今回、持ち帰り目標として挙げていたものが二つありました。
一つがハーフサイズカメラ、京セラ「サムライ」
(…凄い名前のカメラだけど、これが面白いのですヨ。
このカメラ、以前のこのこがのこのこ父上に譲った…はずだったのだが父上は完全に忘れており結局カメラの行方は不明)
もう一つは、先日日記にも書いた(http://d.hatena.ne.jp/super_mariso/20041127)加藤保男さんの登山写真集でした。
のこのこの部屋を探していると、「こんなのでてきたヨ」とのこのこに渡された一本のカセットテープ。これが件の「加藤さんの、中学校での講演会の録音」でした。
のこのこはこれを使ってテープ起こしをしたのですが…
日付けを見て軽く驚きました。
私の誕生日だったのです。
「偶然だなー」と感心していると「こんなのも、ホラ」とわたされた一本のカセットテープ。
見て、ドキリとしました。
昨年の、その里帰りの日の2日前。
尊敬すべき酔いどれミュージシャンが事故で亡くなりました。
(いや、「尊敬」という言葉は「酔いどれ」にはかかってないですから)
その人のバンドのカセットテープでした。
CD発売前に売られたライブ・カセットです。
「…偶然だな」と思いつつ、案外、寂しがりなあの人が、今居る世界から「思い出してくれヨな」とカセットテープ好きの私にメッセージを送って来たのかも知れないなあ…とも思ったのですヨ。
そうして二本のカセットテープはたくさんの野菜とともに安曇野から相模原へ、大事に持ち帰られたのです。

おまけ