即作
現在、7月9日の『渋谷時代・インスタントオーケストラ@公園通りクラシックス』で私がコンダクトする曲を作曲しています。
いや、曲ではないです。作曲でもない。
言葉によるルール作成。
いや、50年代から70年代にかけての、シリアスミュージックにおける「作曲」の重要な手法の一つが、こうしたルール作成であったことを考えると「作曲」・・・
というジレンマも、もはや30年以上前に多くの人たちの間でさんざか話し尽くされてきた話なので、まあどうでもよくて(よくないけど)私にとって問題なのは内容なのです。あたりまえか。
・・・楽しいモノにします。
用意も万端。
ルール表も、あとは若干の書き足しと図形を書き込むだけ。
作曲家8人に課せられた全体の共通ルールに
「5分で説明できるモノ」
というのがあるので、ある意味、それを利用するアイデアです。
5分間で必要な情報を伝えるためには情報量を厳選しなければならないのですが(いわゆるpop musicにおける「コード」というのも、そうした「情報の簡易化」によって、短時間で大きな情報を伝える常套手段とも言えます)それでもさらに情報を詰め込む方法があります。
情報量というのは「既に知っているモノについての情報は、後から入ってきてもゼロ」なので、要は「概知のルール」を利用すれば良いのですが。
あんまり書くとネタバレになりますのでこのへんで。
そんなカタいモンではなくて、バカバカしく効果的・・・になればいいなあ。
御期待ください。
当日の詳細は左記「bloc」で。