冷戦のツケは

いつまで払わされるンでしょうか。
いままでどれほどの「命」で支払われてきたのでしょうか。
今回の北オセチヤ学校テロ。
命を奪ったのはテロリストの爆薬であり弾丸、なのですが、遡れば冷戦のツケであり利用された民族紛争のツケであり、間接的には現代史に殺されたのです。
子供達は自分達が生まれる前の、大人達の都合と無責任さに殺されたのです。

今回の対応の問題点等、検討すべき具体的なコトは現場レベルから政治レベルまで山程あります
(想像は出来るのですが、実際に現場で何が起きたのか詳細が知りたい)
しかし今回の事件を契機に考えて欲しいコト…例えば今、世界中で、そうチェチェンで、旧東側で、中東で、あるいは様々な極限状態の国家で何が起きているのか。
そして目先の「敵」ではなく問題の根幹は何処にあるのか。
歴史、政治が如何なる意志に動かされて来て、また動かされようとしているのか。
何故「彼ら(人質)」は殺されねばならなかったのか。
何故「彼ら(テロリスト)」は殺さねばならなかったのか。

眼をそらせば、また将来の子供達に「死」を約束することになるのです。